水野牧場社長の肉の考え方
今の肉業界の流れは飼料の高騰や資金面、運営面を考慮して、早期出荷で効率、資金回収をする方向に向いています。
残念ながら今のお肉の評価システムでは早期出荷と長期肥育お肉の美味しさでの評価されていない現状があるので仕方ないと思います。
肥育期間を長くしても卸値などの利益が増える訳ではありませんし、肥育の為の費用はかさんでいきますのでリスクは増えますので意味ない事をやってる。
無駄と思われる業界の方も居るかも知れませんが水野牧場では肥育期間和牛は32ヶ月以上F1は27ヶ月以上普通の和牛は28〜29ヶ月普通のF1は27ヶ月以内程度で出荷されますが、水野牧場には美味しいお肉を作る為譲れないこだわりがあります。
消費者の事を考えて業界やお肉の先の事を考えて肥育した牛1頭1頭を社長の目で見極め納得した熟成した牛しか出荷しません。そのこだわりの差が美味しさを追求する差が肥育期間の長さになってしまいます。
最も重要な事はやはり美味しいお肉を作る事、またこのお肉を食べたいと思ってもらう事が未来に繋がると信じています。